2005-01-01から1年間の記事一覧

個展関連

個展の会場に僕が全日いられるのは、土日のみとなります。11/5,6と11/12,13です。最終日11/13は午後5時で終了ですので、お気をつけ下さいませ。平日は、午後6:30〜8時の間に、いたりいなかったり。なお、初日は夜間には必ずいます(昼間は不在です)。会場…

雑記

DMはがきに印刷した作品を、個展に出さないかもしれない。この作品は、なんとなく逡巡がなく、するりと出来たもので、その「あっさり決まった」感のためか、展示することに即決してしまっていたのだ。DMを作る時に個展に出すと決めていたのはこの絵と、あと…

レントゲンヴェルゲの入っているビルはギャラリーコンプレックスになっていて、MAX HEADROOM展以外にもいくつか展示を見ることができた。その中で印象的だったHiromi Yoshii Fiveでの奥村雄樹氏の映像作品について、少しだけ書く。 Hiromi Yoshii Fiveでのこ…

レントゲンヴェルゲ ヴァイスフェルトで行われている「MAX HEADROOM」展での内海聖史氏の作品について。 縦240cm×横340cmのパネルに画布が張られ、そこに油彩で描かれている。描かれているというよりは、絵の具が数ミリ程度と思える小さな円形に圧着され、そ…

昨日のテレビで横浜トリエンナーレを取り上げていて、そこで総合監修をしている川俣正氏が話していたのは「アバンギャルド」でも「世界水準の(商品になる)アート見本市」とかでもない「手作り・自前作戦」とも言えるような感じで、準備期間が足りないこと…

個展関連

DMは順次発送しています。あとは搬入どうしよう。電車で往復するかなー。忙しさは一時期にくらべれば落ち着いてきましたが、それでもやはり個展の事ばっかり考える、というわけにはいかず。なんか会期中に父親の一周忌があったりなんかして。どうしたもんか…

展覧会メモ

なんかblocにログインできない。忘れないうちにメモ ●ゲント美術館名品展 埼玉県立近代美術館 http://www.saitama-j.or.jp/~momas/ 10/19〜12/25 10:00〜17:30(入館は17:00まで) 休館:月曜(11/14は開館)、祝日の翌日(11/4、11/24) 地図 http://www…

“半草半獣”の新種微生物、その名は「ハテナ」

流れと全然関係ない話しでごめん。 『“半草半獣”の新種微生物、その名は「ハテナ」』 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000501-yom-soci http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051014i501.htm 光合成をする植物と、植物などを食べて生きる…

森美術館で杉本博司展を見てきた。この展覧会には大きくわけて2種類の「写真」が展示されている。一つは「偽物」だ。縦の大判のプリントにほぼシンメトリに撮影された数理模型は、もちろん近似値のモデルであって、いわば数式の「偽物」となる。ジオラマを撮…

ティム・バートンの新作映画「チャーリーとチョコレート工場」を見てきた。ネタバレありなので、これから見る予定の人は注意してください。 「お話」はしごく単純で、貧しいながらこころ優しい少年が、従業員が一人もいないという謎のチョコレート工場の見学…

モネが語られていない。自分のことから言えば、このblogでもモネについてはあまり書いていない。去年行われた東京都美術館での「マルモッタン美術館展」を取り上げ、モリゾと比較した短いコメントをアップしたけれども、それだけだ。対してセザンヌやマチス…

岡崎乾二郎氏の絵画作品について、ぼんやりと考えていることがある。ぼんやりと、というのは、どうにも岡崎氏の作品のの在り方が、クリアに単一の焦点に納まってくれないので、明解に「ここがポイントだ」と言切ることができない事を指している。何がつかめ…

Gallery ART SPACEが終了

外苑前のGallery ART SPACE(http://www2.odn.ne.jp/artspace/)が閉じられることを、手紙で知らされた。噂は聞いてたけれども、やはりびっくり。オーナーの篠原さんは休養期間の後、まったく新たなコンセプトを準備中とのことで、少しほっとしたけど、レン…

個展関連

10/31〜の僕の個展の会場となるmasuii.R.D.Rのサイトに、ごく小さいながら作品画像が載っています。 http://www.masuii.co.jp/rdr-top.html また、以下のtxtをエキシビジョンのページに寄せました。 多くの人が絵を描いて遊んだ経験を持っていると思います。…

南天子画廊で開催中の岡崎乾二郎展を見てきた。僕は先のアートフェア東京の同画廊のブースにあった岡崎氏の立体作品を「お買い物」するような視点で見たのだけれど、今回の個展も、なんとなくそんな気分を引きずって見たのかもしれない。もちろん、大型の絵…

国立西洋美術館で開催されていた「ドレスデン美術館展」で見たフェルメール「窓辺で手紙を読む若い女」(1659年頃)には、かすかな温かみというか、画家の体温のようなものが感じられ、少し意外だった。温かみ、というは主観的な言い方だけれども、言い換え…

雑記:「時間」は必要、「お金」はいらない

ここのところ僕が忙しがっているのは個展の準備とは実は全然関係ない。生活上のことです。んで、今日も雑記。 美術作品を見るということの特殊性は、まず「時間をかけて作品のある場所にいかなければいけない」という事にある。最近のように妙に時間がない期…

ビデオアートスクリーニング

昨年見に行ったビデオアートスクリーニング東京(アートフェア東京が母体)のイベントがまたあるみたいです。今回は「dreaming bodies 夢みる身体」というタイトルだそうな。 http://www.armsnet.org/ http://www.asahi-artfes.net/program/h.htm こちらをど…

雑記

で、忙しがってる中で、連載中のこうの史代/さんさん録を読んだ。アクションなんて初めて買った。さすがに6Pの連載1話読んだだけではめったな事は言えないけど、まぁ感じたことを適当にnote. こう、夕凪の街ですっかり悲劇作家みたいになったけど、本来この…

art-infoさん(http://art-info.jp/)が、個展のことを書いた昨日のエントリを紹介してくれました。ありがとうございます。普段から参照させてもらってるサイトに自分の名前があってびっくりしました。masuii R.D.Rとの間でやりとりしてるメールがあるんです…

なんて事言ってたら

偽日記@はてなが公開されてました。 http://d.hatena.ne.jp/furuyatoshihiro/ 古谷利裕氏による偽日記のはてな版です。ちょっと前から存在は知ってたんですが(トラックバック飛んできた)、今の所過去ログ置き場?みたいな形みたいですね。

えらい忙しいのに加えて、macが御臨終なさってしまったりして、全然更新できません。あっはっはっ。10/31からの、僕の個展ですが、会期が2週間いただけることとなりました。今回企画を立てて下さったmasuii R.D.Rさんの御好意です。ありがたいです。会期が伸…

雑記

●池田孔介氏のアメリカ現代美術レビュー。 http://www.log-osaka.jp/article/index.html?aid=188 「文化的誤植を注視せよ! 」のタイトルで、log-osaka web magazine内(http://www.log-osaka.jp/main.html)で開始。芸大はあの修了制作買い上げたんだろうな…

『こうの史代の「長い道」はホラー漫画だ』のエントリに、匿名の方からポイントを頂きました。ありがとうございました。

鋼鉄天使くるみpureはケッサクだ。カタカナで書いたのには意味がある。まず僕が12話で構成された映像作品の5話までしか見ていないため、最終的な価値判断をする資格に欠けているということ。そして次が大事な点だが、この作品が「傑作」と安心して結論づける…

こうの史代の「長い道」はホラー漫画だ。この言切りは無理があるだろうか。実際、この漫画はいろんな技法が試されていて、かなり多面的だと思う。僕がこの漫画をホラーだと言いたくなったのは、「長い道」にいくつか差し挟まれているホラー的構成をもった挿…

展覧会メモ

最近blocに突っ込んだものから。A-thingsで現在開催中のものとは違う、井上実新作展の詳細がわかったよ。●井上実展 AYUMI GALLER http://www.ayumi-g.com/ex05/0534.html 9/23(金)→10/5(水) 木曜定休 open 11:00 / close 19:00 東京都新宿区矢来町114(地下…

こうの史代「長い道」のことを書こうとして3回くらい書き直して沈没。また気がむいたら書きます。

雑記

めちゃくちゃ雑記。 フジテレビのドラマ「スローダンス」をぼんやり見ていた。とりたててどうこう言うドラマじゃない。なんだか古い感じのするラブコメで、はっきり30代の人に向けて(媚びて)作られてる(そうでないと、主演の深津絵里の台詞まわしの古臭さ…

野沢二郎氏の絵画

アートスペース羅針盤の「二次元と三次元の出会い」展(http://rashin.drawing.jp/ex/2005/0815/index.html)で見てきた野沢二郎氏の絵画は、少しだけ先の牛久での二人展の時と違って見えた。色調は牛久の時と近い、アンバーっぽい褐色とローズっぽいピンク…