2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

下記の展覧会に出品します。 ■Mix Jamは見た20 古河街角美術館 http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/machikado/index.htm 2009年2月10日(火)から15日(日)ただし12日(木)は休館。 9時(初日12時)から17時(最終日15時) 地図:http://www.city.iba…

芸術や、芸術を学ぶ事が役に立たないとか浮世離れしている、みたいな言葉は間違っている。芸術が、自分と、自分の周りの世界の関係を、材料や概念や言語・記号等の操作を通じて把握し、より積極的に組み替えていこうとする思考のことだとすれば、それは、こ…

次回「組立」企画概要

次回「組立」企画概要は以下の通りとなりました。専用blogより転載。 「組立」上田和彦×永瀬恭一展 会期:2009年3月26日(木)〜4月8日(水)会期中無休 会場:photographers’ gallery http://www.pg-web.net/ 時間:12:00〜20:00 地図:http://www.pg-web.n…

先週、なびす画廊で松浦寿夫展を見ていた。とても微妙で繊細な感覚を与える作品で、この、こまやかな感覚を、どのように言葉にしていいのか。私は最近では、2004年、2006年の同じギャラリーでの松浦氏の展示を見ていて、あとは府中美術館の公開製作を見てい…

京橋のASK? art space kimuraで見た木村太陽氏の作品が気持ち悪い。そして木村氏の作品では、この気持ち悪さ=生理的違和感が「軽く」見えてくる。この「軽さ」の質、というものについて考えることが、たぶん木村氏の作品を経験してゆくときのキーになるんだ…

古谷利裕さんが去年書いていた、ピカソに関する記事(id:furuyatoshihiro:20081210)を読んで、それは確かにそうだよなぁ、とおもいながら、古谷さんの言う「身の丈に合わない」という所を、自分は積極的に捉えようとしている事に気づいた。つまり、ピカソに…

・絵を見ながらその作品について考えることは難しい。私は、絵画作品について考えようと思うなら、その作品の前を一度立ち去らなければならない。作品を見ている時、私の諸知覚は刻々と信号を私の脳に届けてくる。絵を前にしている時は、その送り続けられる…