2010-01-01から1年間の記事一覧

横浜美術館でドガ展。21年ぶりにこの重要な作家の展示が実現したことは、やはり素晴らしいことと強調しておきたい。オルセーが改修してくれて(そして重要作品を貸し出してくれて)本当に良かった。マネ展のときの境澤邦泰さんのように「このまえオルセー…

川村記念美術館でのバーネット・ニューマン展が終了した。この企画が今の日本で実行されたことの貴重さを確認したい。バーネット・ニューマンが今の今までまともに紹介されなかったという事実は、「恥」以外の何物でもなかったのだし、このような「恥」を、…

・ギャラリー小柳で池田亮司展。池田亮司の音楽にとっての視覚的要素はなぜ必要なのだろう。このような問いは間違いで、本来池田亮司の「作品」の要素として音と視覚がある、と考えるべきなのだろうか。しかし池田氏の「作品」にはCD(音源)だけのものもあ…

勿論メールでの御注文も承っております。

住所・氏名・電話番号・商品名と数量をお書き添えの上、下記アドレスまで送信してください。 kumitatebook001@kumitate.org

書籍「組立」はwebの他、以下の場所で販売しています。

取扱い店が増加しています。書籍の詳しい内容はhttp://kumitate.org/book/をご覧ください。 ■ジュンク堂新宿店、渋谷店で書籍「組立」販売しています。池袋店でも置かれます。京都BAL店でも取扱い予定。 また、全国のジュンク堂でも書籍「組立」は御注文頂け…

書籍「組立」販売店情報Ver 2.0

松浦先生は一貫して、絵画の「基底」として統一的な平面をアプリオリに設定してしまう態度を退けていらっしゃいます。むしろ視覚の原理を徹底すれば、平面はいくつもの視点へと分解されてしまう、しかしにもかかわらず、ある種の統一性が要請される、それが…

勿論メールでの御注文も承っております。

住所・氏名・電話番号・商品名と数量をお書き添えの上、下記アドレスまで送信してください。 kumitatebook001@kumitate.org

書籍「組立」はwebの他、以下の場所で販売しています。

書籍の詳しい内容はhttp://kumitate.org/book/をご覧ください。■ジュンク堂新宿店7Fにて開催中の「組立」関連イベント「生き残る(ための)芸術」フェア、今月一杯で終了ですが、フェア終了後も書籍「組立」は継続して販売されます。 また、全国のジュンク…

メゾンエルメス8Fフォーラムで、ディディエ・フィウザ・フォスティノ「Agnosian Field」展。レンゾ・ピアノによるガラスブロックの空間の中で行なわれている建築家による展覧会なのだが、建築模型は会場の目立たない場所に小さいものが一つあるだけで、いわ…

「組立」−知覚の臨界−

http://kumitate.org/book/ A4変形/144ページ 定価:1680円(本体1600円) 田中秀和 制作メモ 松浦寿夫 「最初の恣意性」 上田和彦×林 道郎 「組立」対話記録・〔筆触・イメージ・身体〕 境澤邦泰 「知覚の臨界確定―セザンヌ試論」 星野 太 「戦後アメリカ美…

「組立」対話企画【生き残る(ための)芸術】企画概要

以下のイベントを企画しています。「組立」専用サイト/blogから引用。 今期「組立」は【生き残る(ための)芸術】と題して、参加作家並びに準備中の書籍執筆者によって下記の対話企画を行います。 ■第一部 生き残る(ための)書籍・建築・美術 午後2:00 〜 …

「組立」で独自ドメインを取得しました。以下「組立」専用blogより転載。 「組立」webサイト用に独自ドメインを取得しました。 http://kumitate.org/ なお、これに伴い、メールアドレスも変更になりました。 kumitate@kumitate.org 詳しくは「組立」専用blog…

DVDの「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)を見た。開始そうそう、しまった、と後悔した。海の中、無数のクラゲや魚、イカなどが遊ぶ映像の凄まじさは、どう考えても劇場で、大画面でみるべきものであり、自宅の、二十数インチしかない液晶テレビで見るのは間違…

・「組立」で書籍を作っている。いつかも書いたけど、「組立」のようなインディペンデントな試みとしては過分な方々にご寄稿いただき、正直編集能力が追いついていない。そんななかで感じたことがいくつかある。 ・本を作る中で分かってきたのは、編集作業の…

「チェブラーシカ」がかわいい。数日前まで長男がヘビーローテーションで見ていたのだけど、この旧ソヴィエトの人形アニメーションの、どことなくノスタルジックでぎこちないお話もかわいいし、そこでちょこまかと動く、サルともモルモットともつかない奇妙…

ホメオパシーが話題になっている。子供を持つと、周囲にある程度「ホメオパシー」という単語が飛び交うようになるのだけど、最初に明確に言っておくと、私自身は身もふたもなく近代医療をよりどころとしている。配偶者は35才、いわゆる高齢出産といわれる年…

twitterを始めてちょっと時間がたった。 http://twitter.com/nagasek Togetterでtwitter上での議論を纏めたlogなどをたまに見ていた私は、ちょっとこんなに濃密なコミュニケーションと素早い反射神経による「対話」は無理なんじゃないかな、と臆していた。し…

時間が経ってしまったが埼玉県立近代美術館で「零のゼロ 2010」展を見て来た。大分で活動しつつも、参加している作家は関東他全国に広がりを見せているグループの展覧会のようだ。会場に細長く設置された金属のフレームに木材で作られた四角い筒状の物が載せ…

高橋悠治コレクション・バッハクラヴィーア協奏曲集のライナーノートが刺激的だ。以下の引用箇所は、演奏家として楽譜に対する姿勢を書いたものだが、これはその中核において、画家が先行した優れた絵画を見るときの姿勢に通じると思う。 バッハの楽譜は完全…

アニメの「荒川アンダー ザ ブリッジ」をまとめて見た。今時、こんな作品が深夜アニメとして成立することに驚いた。ごくごく緩いギャグアニメであり(緩い、というのは大して笑えない、という意味でもある)、とりたてて「萌え」るような要素もなく、世界観…

twitter始めました。

twitter始めました。 http://twitter.com/nagasek 「組立」専用webサイトにも反映されています。 http://www015.upp.so-net.ne.jp/nagase/kumitate/about/

ちょっと前に、Nichido Contemporary Artというギャラリーに立ち寄ったら常設展というのをやっていた。ソフィー・リケットという人の写真作品が気になった。作品は3つあり、一つは女性が路上で放尿しているモノクロ写真で、縦長のもの。一つは横長のフォーマ…

山田正亮氏死去

毎日新聞web版より引用します。 http://mainichi.jp/select/person/news/20100722k0000m040034000c.html 山田正亮さん81歳(やまだ・まさあき<本名・正昭=まさあき>画家)18日、胆管がんのため死去。葬儀は近親者で済ませた。お別れの会を秋に開く予…

家に帰ると、2歳の子供が配偶者とごはんを食べている。2人がけの椅子に並んで座っていた子供は、私を呼ぶ。ココ。ココニスワッテ。狭い椅子に無理矢理3人で座る。挟まれた子供は笑顔で、ママ、パパ、タイチ、と声に出しながら順に指差していく。サンニン。…

アップフィールドギャラリーでの写真のグループ展「ながめる まなざす Division-3」まで南條敏之氏の作品を見に行った。展示されていたのは縦に長い大型の作品2点と縦構図ではあるものの小型の作品2点だった。いずれも額装されていない。大型の作品は細かな…

なびす画廊で松浦寿夫展。最も優れていたと思えたのは会場に入って正面に展示されていたF150号の作品で、これは出品作中最大のものだ。キャンバスにアクリル絵の具で描かれている。薄く溶かれた青、紫、緑、といった色彩が相互に重なり合いながら刷毛状の筆…

家族をいつでも壊せる。べつに、なにか考えがあってそう決意しているのでもなく、不安を感じているのでもない。ただ、さらっと、ある日家に帰らないで、そのまま帰らないで、いつまでも帰らない、ということはあり得るだろうし、それが今日であっても全然不…

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は第19日の29日、決勝トーナメント1回戦最後の2試合。1次リーグE組2位の日本(世界ランク45位)は、史上初のベスト8進出を懸け、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場でF組1位のパラグ…

いやもう本気で

゚ 。 ,∧_∧ ゚。 ゚ ・(゚´Д`゚ )。 岡ちゃん、ごめんなさぁいいいいいいいい (つ ⊃ ヾ(⌒ノ