雑誌関連

●「新潮」の蓮實重彦×浅田彰対談が刺激的な内容で目立っています。新潮のサイトでは冒頭部分が掲載されています。

ストローブ=ユイレルーヴル美術館訪問」と「セザンヌ」は芸術大学では必修にすべきだ、とありました。「ルーヴル美術館訪問」はDVDが出るそうです。「セザンヌ」は、先月横浜美術館で上映があったみたいです。次の上映機会を逃さぬようにしたい。したいしたいしたい。

更にこの号から椹木野衣氏が連載を始めています。初回は「ワラッテイイトモ」のK.K.氏を取り上げています。あと、今月末から個展を予定されている古谷利裕氏による書評も載ってます。


●もう一つ、季刊InterCommunication No. 52が「文化の臨界―モダニズム・アート・テクノロジー」という特集をしています。平芳幸浩+谷村博美+岡崎乾二郎+マリオペルニオーラ+岡田温司の対談の他、磯崎新のソンダグ追悼文、田中純斎藤環といった執筆陣が並んでいます。僕は未読です。


●さらにもう一つ、女性誌「COLORFUL」で、横浜美術館で開催中のルーブル展に関連して、ルーブルから日本への作品の輸送に関する小特集がありました。これがやたらと突っ込んだ内容で、作品を入れる特注ケースの構造から各作品についている「カルテ」の存在、修復士へのインタビューなど、とても充実しています。ダイエット特集などがメインの紙面の中では少々唐突なのですが、興味深いものです。ぴあが出してる雑誌ですね。