粗い石+ル・トロネ+ラ・トゥーレット

先頃のエントリで話題に出した「粗い石」が、けっこう前に形文社から復刊していました。

ISBNがないので、Amazonはもちろん一般の本屋でも買えないみたいです。うちの同居人は上記サイトの電話番号に直接注文してました。郵便振込み用紙が送られてくるみたいです。
この販売形態からすると、あんまり数は刷ってない気がします。興味ある人は早めにどうぞ。

「粗い石」はロマネスク時代のシトー派の教会ル・トロネを築いた修道士を主人公とした物語り。同居人は学生時代授業のスライドでこの教会を知って感動し、先生から「粗い石」を借りて2度感動し、最後は自分で現地に行って(タクシーの手配から何から自分でやってた)本物を見て3度感動してました。もう一回行きたいそうです。マジかよ。

トロネについては以下の記事が詳しいです。

ま、文体があんまりなんですが、現地に行きたいひとの為の情報やら地図やら、やたらと充実してます。で、そこで紹介されていたトロネ写真サイトが素晴らしい。

膨大すぎて見るのが大変ですが、以下のショットあたりが雰囲気が掴めそう。

コルビジェラ・トゥーレット修道院は、このル・トロネに影響を受けてるそうな。ラ・トゥーレットの写真は以下。

なんか、ラ・トゥーレットは援助を求めてるみたいですね。

この白黒のショットも美しい。