雑記強化週間絶賛続行中。

個展の会期も半分を過ぎた。自慢ではないが会場は押すな押すなの大混雑、という状況とは真逆なので、現場に行けば自分の作品をじっくり見る時間がある。
会場に置くと、作品は急に自分の手を離れた「他のもの」として見えてくる。要するに自分の部屋で見ているよりも客観的に見える、ということなのだけど、では純然とクールに見ることができるかといえばそうではなく、やっぱり妙に細部ばかり気になったり、ある種の思い込みは離れなかったりして、知人に(遠慮がちに)言われたことで目がさめたりする。何も言われなくても、他人の目がそこにあるというだけで、描いてる時には得られなかった視点が得られたりもする。とにかく僕は、ここでいろんな人の作品について書いていたりしながら、自分の作品のことは、とんとわからない。そんなわけで、やや不便な場所ではありますが、お気持ちのある方はぜひ御来場くださいませ。掛け値なしのホンネです。

昨日は大きな虹を見た。しかも二重。あんなのすごい久しぶりな気がする。