下記の場所に、作品を1点展示してきました。

関東つくば銀行古河支店の隣にあるお店のショーウインドーです。かなりの長期間置いてあると思います(軽く一冬は超えそう)。夜は19-20時くらいまで照明がつきます。機会がありましたら、寄ってみて下さい。新作です。作品写真の下のほうにある左右に伸びる白い線は反射光によるものです。


こういう展示は初めてのことで、いろいろと自分自身楽しみなところがあります。作品の傾向として、一目でドカンとインパクトがあるというよりは、じっくり立ち止まって見てもらうことを要求してしまう感じです。このへん、自分の能力の幅のなさは感じます。歩行者向きだなと思います。


描いた側としては、これだけ長い間にわたって直射日光を受けることが、作品にどのように影響を与えるかが興味あります。メディウムなどは一切使ってませんので、そういう部分の変色などはないと思うのですが、逆に僅かにある青みや黄味が、日光で退色したりするのかは経過を注視したいです。また、支持体は普通の規格の木わく(M100号)に化繊の画布を裏張りしているのですが、これが歪んだりするのかどうかも見てみたいです。かなり古い木わくですので、急にねじれを起こしたりすることはないと思っています。ガラスケースの中は日中かなり高温になります。これは何か影響があるのかどうか。


「筆だけ」で描くのは大学卒業以来まったく経験しておらず、今年はこの筆による製作と、手/指による製作が2本柱になっています。個展では両方を並べることになりそうです。