三井記念美術館「東山御物の美」展に関するツイート
三井記念美術館「東山御物の美」展についてのツイートをまとめました。非常に質の高い展覧会で、作品入れ替えもあるため、数回は見に行くべきかと思います。
三井記念美術館「東山御物の美」展観。ここに来たの応挙展以来かな。大変に充実していました。 根津美術館、東京国立博物館、岡山県立美術館ほかからも質の高いものが集まっている感じ。途中の展示入れ替えが多くて数回いかなくてはいけなそう。http://t.co/1kTq8gVWor
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
「青磁輪花茶碗 銘馬蝗絆」「油滴天目」も豪華でよかったとはいえ、 「東山御物の美」では中国由来の絵画がとても良く見えた。特に南宋「雪中帰牧図」李迪筆 、「夏景山水図」(伝)胡直夫筆など。室町の趣味というか気風がよくわかる。
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
おもしろかったのが元の「宮女図」で、当時元では女官の男装が流行したとのこと。これも男装の女官図で、いやまぁ風俗と言うか「趣味性」みたいなものは今も昔もあるものだなぁと。萌じゃないけどさ。http://t.co/1kTq8gVWor
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
たとえば茶器や絵画にしても、桃山はやはり派手というか、目に派手なものが多いわけだけど、室町の気風・趣味は非常に品がある。そして、中国由来の器・美術品の、とくに良いものがきちんと選ばれている感じがある。このコレクション・セレクション能力の高さは驚くべきなんじゃないかなと感じた。
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
東山御物の絵画、梁楷筆のものはブラッシュストロークに注目すると非常に面白い。この辺、中国絵画に縁がないと思ってる人にも、ごく形式的に興味をもって見ることができるのでは。たとえば雪舟がどういった中国絵画を見てあの筆跡を吸収したかを考えながらみるのがいいと思う。
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
「東山御物の美」では雪舟のいた相国寺のものも出ているわけで、そういう意味でも雪舟をイメージしながら観るのが自然、といえば自然かも(でもキャプションなどでとくに触れられてなかったな)。
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
あと器や花器などをどのように配置するのかをしめした君台観左右帳記が印象的。「並び」の重要性がよくわかる(茶室前のケースに、配置を再現したコーナーがあった)。多数写されて、かつそれぞれに異動があるというのも興味深い。http://t.co/1kTq8gVWor
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17
そして帰りによったゲルオルタナは、まだ搬入中だった。RT @gellalterna 折原ナナナ、松本玲子、水戸部七絵による三人展 いよいよ明日からです! よろしくお願いいたします。 10/18 土〜10/26日 13:00-20:00会期中無休 オープニングレセプション:
— 永瀬恭一 (@nagasek) 2014, 10月 17