沢山遼氏 事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ開催

今年6月に東京都美術館で開催の「エピクロスの空き地」展に関連する連続講義の第2回として、美術批評家の沢山遼氏を迎え、《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》を開催いたします。


概要
場所:東京都美術館 2F スタジオ

日程:2017年1月27日(金曜日)
時間:午後6時30分〜
料金:無料
定員:30名程度
予約不要
主催「エピクロスの空き地」実行委員会

公式サイト
http://mniizeki.wixsite.com/epicurus

Twitter
https://twitter.com/epicurus_akichi

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2017年6月 開催の「エピクロスの空き地」展に関連する連続講義第2回として、美術批評家の沢山遼氏を迎え《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》を開催いたします。沢山氏が『コンテンポラリー・アート・セオリー』に書かれたポスト=メディウムについての議論を中心に、さらにご自身のお考えをお聞きします。
クラウスは、メディウム(媒体・素材)の概念を現象学的/身体的な経験の推移や、映像的な技術から捉え直し、それを「自己差異化」の運動のただなかにおいて記述しようとします。同様に、卓抜な複数のピカソ論や「他の評価基準」などの論文で知られる美術史家のレオ・スタインバーグもまた、動かない絵画上にダイナミックな力動を見いだします。

作品をどこから、どのように見るか。
沢山氏によるポスト=メディウム論は、クラウスを踏まえながら、新たな視座=「事物の動態/事象の束」へと私達を導くでしょう。

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エピクロスの空き地」
参加作家
相澤秀人・秋本将人・秋廣誠・三輪洸旗・小塚康成・永瀬恭一(テーマ原案)・新関淳(代表)