東京オペラシティ、続き

牧谷光恵展
http://www.operacity.jp/ag/exh48.html

ジャン・ヌーベル展に引き続き観賞。んー絵画と言っていいものやら。あ、誰も絵画だなんて言ってないか。だってここの企画(プロジェクトN)は、きょうび珍しく絵画をしっかり取扱っていて、嬉しい存在だったのだ。

牧谷光恵の作品は、とても繊細な色使いが素敵。スチレンボードを切ってのレリーフ状に組んでる作品の形態に目がいきがちだけど、この人の最大の武器は色使いと見た。人物だけ意味ありげに色使わないのはイマイチ。カメレオンみたいに、むしろ背景にまぜ混んじゃうようにして、よくみると「あ、人がいる!」みたいにするといいのに。ダメですか。

床置きの半立体のは、繊細さより楽しさを感じた。こういうユーモラスの感覚がある人って信用できる。この床置きの作品、建築にしちゃったらジャン・ヌーベルよか数段いい建築になるんじゃないかな。迷路みたいに入り組んでて、上空をヘリで飛ぶと牧谷光恵さんの顔がある。いいじゃないか。お勧め展覧会。
info
場所:東京オペラシティ アートギャラリー 4Fコリドール
期間:2003.11.1[土]─ 2004.1.25[日]
開館時間:12:00 ─ 20:00(金・土は12:00 ─ 21:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日=11/4、11/25、1/13)、年末年始(12/29─1/5)

僕は作品観賞は1人で行くことにしてますが、これは2人とかでいっても楽しいんじゃないかな。