2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

1/1ボトムズの展示!

普段扱わないネタですが、これは無視できない(ははは)。知る人ぞ知る偉人、1/1ボトムズを作ってらっしゃる倉田光吾郎さんの個展です。●倉田光吾郎個展「Nurseglove」 http://monkeyfarm.cocolog-nifty.com/ 2005/4/28(木)〜5/12(木) 水道橋…

造形大学美術館で行われている「造形現代芸術家展 REALITY CHECK」の今澤正氏の作品「不在」について。 縦150cm×横185cmのキャンバスに油彩で描かれている。画面は左辺と上辺に接してグレーの色面、右辺に接してターコイズブルー(緑がかった青)、下辺に接…

雑記

んーレビューが書けない。まぁこういう時期はあるものです。で、雑記。 最近は年下の人の作品が刺激的で、オペラシティー・プロジェクトNに続いて見た昨日の井上実氏の個展の作品のあまりの高度さには驚嘆したし、内海聖史氏の去年のMACAギャラリーの発表と…

Be-h@us展

おっと!こんな情報が。世田谷美術館の区民ギャラリーでBe-h@us展開催中だそうです。 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/citizens_gallery.html 殻々工房(http://karakara.pepper.jp/)のblogで知りました。Be-h@usは以前、何度かここで書きま…

粗い石+ル・トロネ+ラ・トゥーレット

先頃のエントリで話題に出した「粗い石」が、けっこう前に形文社から復刊していました。 http://www.m-net.ne.jp/~keibunsh/ ISBNがないので、Amazonはもちろん一般の本屋でも買えないみたいです。うちの同居人は上記サイトの電話番号に直接注文してました。…

雪明かり

新潮5月号に掲載されている古井由吉の「雪明かり」は、一読するとその語り口の所々に不思議な混乱を持っているように思える。それは、たとえば、定年を間近に控えた主人公・望月が月曜の夜明けに目ざめ、再びまどろもうとした時の、次のような箇所に現れる。…

id:E-chikoさんによると、「グリーンバーグ批評選集」は既に一部の本屋さんに並んでいるようです。ちなみにid:E-chikoさんは「大学新入生に贈るガイド」という読書案内を書かれていて、作成途中とありますが美術史・美術批評の項目もあります。 http://d.hat…

修正

4/11のエントリで、「新潮」に掲載されていた蓮實重彦×浅田彰対談に“ストローブ=ユイレ「ルーヴル美術館訪問」と「セザンヌ」は芸術大学では必修にすべきだ”という内容の記事がありましたが、僕のエントリで「ルーヴル美術館訪問」+「ノートル・ミュジック…

「グリーンバーグ批評選集」発刊

「バカにもわかる美術の本」を紹介して下さっているid:camera-etcさんのページで知りました。 id:camera-etc:20050411 勁草書房のインフォメーションはこちら。 http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN4-326-85185-6 20世紀最高…

「美術の本」関連

英国で美術を学ばれ、現在は編集+ライター+翻訳家と多彩な活動をされている野中モモさん(id:Tigerlilyさん)が、「英国の美術大学で参照頻度の高かった」本を3つ上げていらっしゃいます。 http://d.hatena.ne.jp/Tigerlily/20050411#p4 重要論考を集めた…

日曜日には、等伯を出光美術館で、井上実展を飯田橋で見たあと、池袋の自由学園・明日館でお花見してきました。明日館はフランク・ロイド・ライト設計で、重要文化財です。 http://www.jiyu.jp/ 個人的にとても好きな建物でした。親密な空間です。僕らが見て…

第58回美術史学会全国大会

http://www.let.osaka-u.ac.jp/arthistory/jahs/jahs.htm 「バカにもわかる美術の本」のエントリにトラックバック頂いたid:kasuhoさんのところで得た情報です(大元の情報はid:soulflowerさんだそうです)。大阪で開かれる第58回美術史学会全国大会の二日目…

雑誌関連

●「新潮」の蓮實重彦×浅田彰対談が刺激的な内容で目立っています。新潮のサイトでは冒頭部分が掲載されています。 http://www.shinchosha.co.jp/shincho/200505/taidan.html ストローブ=ユイレ「ルーヴル美術館訪問」と「セザンヌ」は芸術大学では必修にす…

バカにもわかる美術の本。(6)

●落ち穂拾い はい最終回。いくつか落ち穂拾いしてみます。 「デュシャンは語る」デュシャン著・ちくま学芸文庫 実は近代美術って、歴史的に言えばとても特殊なモノなんだと思う。しかし、その特殊なモノは確かに出現してしまった。その「特殊さ」を考える上…

バカにもわかる美術の本。(5)

今回の読書案内のテーマは「挫折しにくい。だけど中身は良い」という感じです。絶版の本に関しては、この際古本探しのノウハウも身に付けちゃってはどうでしょう。 ●文芸批評とか。 なんでここで文芸批評が出て来るのか、と言われてしまうんだろうけど、「作…

バカにもわかる美術の本。(4)

●批評 おまいらの批評好きには本当に困ったもんです。いきなりここから読みはじめるのはいかがなものか。作品見ようね。とか皮肉に聞こえますか。ま、この美術本案内に特色があるとしたら「本で終わるな」というメッセージを入れ込んでいるところなので(な…

バカにもわかる美術の本。(3)

んー、昨日の(2)のタイトルを「描くという思考」に変えました。で、今日は「見るという思考」。 ●見るという思考。 作品を見ることで考える、というのは、とてもシンプルだけどとても難しい。人は自分の見たいように作品を見てしまいがちなのだ。作品を見…

バカにもわかる美術の本。(2)

●描くという思考。 描く事で考える、見ることで考えるという、知らない人にはちょっと不思議で、でも知ってみると面白い、美術という思考の形がよく分かる本を選んでみました。画家の本特集です。 「画家のノート」マチス著・みすず書房 去年の西洋美術館の…

バカにもわかる美術の本。(1)

ここんとこ作品見てないので、ちとネタ切れ。というわけで、「美術の本」案内を書いてみました。春だし、新入生のシーズンだし。「美術のこと知りたいけど、きっかけがなー」とか言ってるヘタレな君に、ヘタレな僕がカンタンな美術本案内をおおくりします。…

リキテックス・スーパーヘビーボディー

http://www.bonnycolart.co.jp/liquitex/liquitexnews/index/vol-23/superhb.html 油絵具のような硬さを持ち、盛り上げ技法やタッチをいかした技法には最適です。色数は全27色。今までに無いまったく新しいアクリル絵具「リキテックス・スーパーヘビーボディ…

石膏像のガチャポン

どういうギャグなんだこれ。メーカーはユージンて所だって。 http://cerberus.picot.ne.jp/gasha/03cup_img/03dessan/ セント・ジョセフがマニアックだ。シ−クレットは馬頭かよ。しかしなぁ。これ誰が買うんだ。僕はいらねぇ。ちなみに名前が思い出せない石…

blocは適宜追加しております。三鷹市美術ギャラリーでクールベ展があるよ!ここ企画がいっつも渋いなぁ。牛腸茂雄展に行かなかったのは後悔中。あと、飯田橋で井上実展が10日まで。いっけるっかないっけるっかな。以下の情報は某ソーシャル・ネットワークを…

時計作家・内田さんのショップがオープン。

どうなることやらと心配してましたが、ついに開店。喫茶スペースもあるそうです。内田さんのサイトは以下。 http://uchida.ws/ 開店までの道のりがわかるブログはこっち。 http://shop-uchida.seesaa.net/ 月曜定休だけど、臨時お休みもあるそうなので、行く…

『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』

林道郎氏の『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』第4集「Andy Warhol」4月15日発売決定!だそうです。予約注文は以下。 http://www.arttrace.org/publication/index.html

bloc

美術展のスケジュール管理に使えるかなーと思って、bloc始めてみました。 http://www.bloc.jp/nagase/ ズバリ、入力が面倒。音楽CDとか書籍はいろんな人がデータを入力してくれているから、そこからデータをGETできるんだけど、美術展は同志が少ない(何人か…