2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ボードレールから藤枝晃雄・椹木野衣・岡崎乾二郎まで(3)

専業の美術批評家ではないにもかかわらず、極めて先鋭な批評意識で美術にむかって発言する浅田氏は、日本の美術にとって「天使的」な存在でした。日本の美術の内部でも外部でもない立場、いわば境界線上に立ち、80年代後半から90年代にかけて、なまなかな「…

野又穣

http://www.japandesign.ne.jp/GALLERY/NOW/nomataminoru/ そういえばちょっと前の人気ドラマ「白い巨塔」のタイトルバックを描いてて、びっくりしました。巨塔で野又穣て。べたべたじゃん。

クリエーターのフリマ

昨日は六本木ヒルズでSCA(http://arena.roppongihills.com/event/index.html)に行ってきました。デザイナーさんやカメラマンさんによるフリーマーケットです。内容はなんかデザインフェスタみたいでした。みんなマジでいらないもの放出してます。んー結局…

ボードレールから藤枝晃雄・椹木野衣・岡崎乾二郎まで(2)

椹木野衣氏の「日本・現代・美術」は、「日本の現代の美術」の外部から、その内部を攻撃していこうとしています。デビュー作「シュミレーショニズム」において、ハウス、テクノなどのポップミュージックを援用しながら美術を包囲した椹木野衣氏(このペンネ…

文化遺産オンライン

id:simplifeさんのところで知りました。確かにすごい。 http://bunka.nii.ac.jp/jp/index.html

昨日はmasuii R.D.R(http://www.masuii.co.jp/)で高草木裕子展のオープニングパーティー。ミニコンサートなどもあったようですが、それには間に合いませんでした。このギャラリーを運営している建築家さん達と、けっこう盛り上がって話し込み。ギャラリー…

ボードレールから藤枝晃雄・椹木野衣・岡崎乾二郎まで(1)

19世紀末のフランスで書かれたボードレールの「1859年のサロン*1」の中核は「2流」の作家に対する言及です。「誰?」みたいな画家のオンパレード、まぁ誉めるはケナすは、縦横無尽です。この場合、ボードレールは積極的に「2流」の作品群を問題としたのであ…

ここのところ、ここで書いている展覧会のレビューの自分の文章にホトホト嫌気がさしていて、それは要するに語彙が貧しいとか知識が貧しいとか文が酷いとかいくらなんでも単純にモノを見過ぎなんじゃないかとか誤字脱字の山とか基礎教養がないとか要は頭が悪…

川内倫子氏のweb日記

http://www.littlemore.co.jp/rinko/rinkodiary.html 現在リトルモアギャラリーで個展中の写真家・川内倫子氏のweb日記。 こ、この画像の粗さは、意図的なんでしょうか。使われちゃヤダとか?

はてなで長文がアップロードできない問題について

僕の「はてなダイアリー・paint/note」において、「はてな」のサーバ引っ越し作業以降、自宅PCから長文がアップロードできない問題が発生していましたが、昨日解決しました。単純に言うと、プロバイダを切り替えてログインすると、アップロード可能となりま…

小谷元彦+椹木野衣

椹木野衣による小谷元彦インタビュー。 http://www.kirin.co.jp/active/art/news-letter/010/taidan/index.htmlこのサイト、キリンの芸術文化支援活動ページの一部です。TOP はhttp://www.kirin.co.jp/active/art/news-letter/010/index.html

展覧会メモ

イケムラレイコ 「マドレ・マーレ」展 SHUGOARTS 2004年4月17日(土)〜5月22日(土) 11:00-19:00 日・月曜日、祝日休廊 http://www.shugoarts.com/jp/ikemura.html http://www.shugoarts.com/jp/index.html 大谷有花 展 - relax - 5月8日-29日 1:00 pm - 7…

ウソが浮上させる本当

フタバ画廊で大出翔子展「劇団家族」を見てきました。 女性の作家本人と、その母親らしい女性がモチ−フのモノクロ写真が展示してあります。また、会場の片隅では、その撮影の模様を映したビデオが流れています。 写真の内容は、主に母親と娘の、日常の風景を…

椹木野衣インタビュー

TANIMAX内のページ。ちょと前のものらしいです。 http://www.tinami.com/x/interview/01/

展覧会メモ

四批評の公差 〜5月30日[日] 10:00―18:00(入館は17:30まで) 主催:多摩美術大学美術館 4人の美術批評家とアーティストの組合せによる作品展示を行います 峯村敏明/黒川弘毅、児玉靖枝 建畠晢/島袋道浩 本江邦夫/大谷有花 椹木野衣/小林耕平、ユニッ…

webの雑貨屋さん

友人のコンポジットがweb上で雑貨屋さんを本格的にはじめた模様。椅子とか机とか食器とか。 http://www.zakkayasan.com/

消費の暗い輝き

BASE GALLERYで洪浩(HONG HAO)展を見てきました。 中国人作家による、日本での初個展だそうです。スキャナの上に、中国国内で溢れている無数の商品(薬、食品、デジタルデバイス、衣料品、日用雑貨etc)などを一見無造作に敷き詰め、スキャンして、その画…

死は許されたか

死について考えるのは不毛だ。なにしろ解答を持っている人間は死んでしまっている。そもそもこんな考え方が間違っているので、死者に死についての感慨などない。死とは常に生き残ってしまった者にとってある。死は死者にとってではなく、死者を取り囲んでい…

展覧会メモ

川内倫子写真展 AILA 会期:2004年4月16日(金)―5月9日(日) 時間:12:00 p.m.〜7:00 p.m. 月曜定休 入場料:200円(中学生以下無料) 会場:リトルモア・ギャラリー 東京都港区南青山3-3-21竹本ビル1F http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/art/aila.htm…

展覧会メモ

野口里佳:飛ぶ夢を見た/原美術館 http://www.haramuseum.or.jp/ /11:00〜17:00(5/5を除く水曜日は20:00まで開館/入館は閉館時刻の30分前まで) 2004年4月24日〜2004年7月25日 長塚秀人個展/六本木・西麻布/レントゲンヴェルケ /11:00〜19:00 2004年3…

サザエさんiPod

http://www.shinobe.org/contents/iPod_sazae.mov 情報が遅いですか。なんか先月末には大変な盛り上がりだった模様。昨日秋葉原のLA●X Mac館で見て腰が抜けました。

「アートの格付け」

彦坂尚嘉氏ホームページ http://www.rak2.jp/town/user/hikosaka/ BBSとメーリングリストが泣く程濃い。

死後生きはじめる絵画

ギャラリー汲美で、山本弘展を見てきました。 10号くらいから50号くらいのキャンバスに、厚いマチエールの油絵の具で描かれています。一見抽象画にみえますが、注意深く見ると、それが具象画であることに気付きます。人物、風景、静物などです。それらのモチ…

バラ バラ バラ

昨日書いた岡本太郎美術館があるのは、生田緑地というところで、向ヶ丘遊園とは隣接してるものの、別物だそうです。で、その向ヶ丘遊園、とっくに閉園してました。(http://www.d-cue.com/leisure/mukou/news/0110/close/index.html) 以前は駅からのモノレ…

芸術は爆発だ

終わってしまいましたが、川崎市岡本太郎美術館(http://www.taromuseum.jp/)で、第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展を見てきました。遠い。笑う程遠い。南武線て電車は、あれは本当に首都を走る電車なのか。てか登戸ってどこだ。小田急線?俺を箱根にでも連…

オペラシティーアートギャラリー

東京オペラシティーアートギャラリーで、タイム・オブ・マイ・ライフ(永遠の少年たち)展を見てきました。 表題にあるように、この展覧会は少年/少女が主題です。またもや「子供」の不確定な強さ、弱さに可能性を見い出そうとするキュレーションです。何度…

浅田彰×岡崎乾二郎×高島直之×松浦寿夫

「日本近代絵画の核心」 http://www3.ocn.ne.jp/~artsysm/web.kikaku.html

イノセンス/責任の回避?(ネタばれあり)

話題のアニメーション映画、「イノセンス」を見てきました。僕はまったくの映画野蛮人で、アニメに対しても特別な造詣は持ち合わせていないので、批評なんていう水準のものは書けないのですが、いろいろと触発された部分があるので、ざっと「感想」を書いて…

岡崎乾二郎展/中西夏之展

id:arrogance:20040404さんの記事に岡崎乾二郎展の情報がありました。以下のURLを参照下さい。 http://www.eris.ais.ne.jp/~fralippo/gallery/ANTINOMIE/top/index.htmlフラッシュが鬱陶しい…。見られない環境の人もいるかもしれませんので、基本情報を転載…

はてなが不安定できちんと更新できませんでした。もう大丈夫かな。