伝書鳩な夜
あぁ、びっくりした。びびった。まさに大慌ての夜でした。ま、今回僕に立場みたいなものは無いんですが、書いておきたいことは二、三あるんで興味のある方だけどうぞ。
ことの経緯はこちらです。id:detheoria氏のページ。
代理書き込みを断らなかった理由ですが、はてな事務局に下駄をあずけることになるのは嫌だったということです。今までの経緯からすると、単なる強制削除になりそうな気がしました。浅田氏のメッセージの内容は「検討して下さい」というものだった。id:detheoria氏のページには、はてなユーザーしかコメントできなくてメールアドレスもわからない。ここで僕が書き込まなかったら、いろんな事が不必要に歪む気がしました。ユーザーが間に立って当事者の「検討してくれ」というメッセージを伝えるのと、はてな事務局が関与するのとでは、前者の方が、僕はいいと思った、ということです。というわけで、しばらく考えましたけど(気づいたら明け方になってたよ)、自分の気持に則ってメールの転載をしました。
自責の念もありました。浅田氏の懸念は、載っていた発言者全員に当てはまるわけで、特に僕のリンクがまずかったのは質疑応答をフレ−ムアップしたところだと思いました。質問した人はイニシャルじゃなく、そこをわざわざ紹介して浅田氏の言うようなリスクを拡大してしまった(僕が興味をもった部分の質問者の方は専門家だった)。更に、それ以外の問題点も考えられる。改めて、軽率でした。
とりあえず僕は「デリダ読んでみよう」という気持になりました。なにしろ「絵画における真理」を本屋で2行くらい立ち読みして「これは読めん」と放り出してきたし、今まで読了したのは「言葉にのって」というインタビューだけですから。
しかし、どこから手をつけていいものですかね。
というわけで、この「paint/note」は、基本的なスタンスは変わりませんが、記事の紹介とかは慎重にします。恐かったですハイ。