2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

さて、ユベルマンの本について書いたわけですが、正直あんまり僕には向いてないエントリですな。本関連で違う話をしてみます。時たま大型書店で美術関連のコーナーを見てた人で、以下の4冊に目を止めた方はいらっしゃるでしょうか。 ●デューブ「芸術の名にお…

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CGFAにボッティチェルリ「ナスタージョ物語」4つのうち、3つがありました。 http://cgfa.sunsite.dk/botticel/p-bottic10.htm http://cgfa.sunsite.dk/botticel/p-bottic11.htm http://cgfa.sunsite.dk/botticel/p-bottic12.htm なんでか4つめのローマ式建築…

ジョルジュ・ディディ=ユベルマン「ヴィーナスを開く」

ブクログ廃棄を宣言したエントリの次ぎが本ネタというのも変だけど、読んでみましたよユベルマン。なにやら気鋭の美術史家だそうです。先行してちょっと読んでいたパノフスキーに対するアンチ・ポジションをとってる人だということで興味を持ちました。 中身…

ブクログ終了。いわゆる企画倒れ。自サイト本体のindexからのブクログへのリンクを外し、blocに差し換えました。永瀬のbloc見たい人は、上のリンクからindexに跳んで「bloc」をクリックして下さい。 ブクログは廃棄したいんですが、脱会方法がわかんない。ど…

東京芸大の付属美術館で「資料は繋ぐ-名作と下絵・連作」を見てきました。こじんまりとした企画だったものの、面白かったです。入場料300円で、高橋由一の「鮭」と画帳も、狩野芳崖の「悲母観音」+その下絵も見られます。あと美術の教科書に載ってた安井曾…

もう終わってしまった展覧会ですが、国立近代美術館のゴッホ展を見て来ました。今回は「ドービニーの庭」を中心に話しを進めます。カタログによれば、「ドービニーの庭」は1890年制作です。縦53cm×横104cmのキャンバスに、油絵の具で描かれています。 画面右…

ギャラリー21+葉で池内晶子展を見てきました。下記のページを参照して下さい。 http://www.gallery21yo.com/exh-folder2005/ikeuchi/ikeuchi.html 会場手前、高さ160cm程の壁面の4点から絹の糸が伸び、無数の結び目で結節されながら、全体に擂り鉢状の形態…

日本におけるダダ

東京芸大上野キャンパスで開催。芸大美術館ではなく、陳列館です。REAL TOKYOが伝えています。 http://www.realtokyo.co.jp/event_cgi/ev_view.cgi?4,2465 この展覧会の主眼は、日本の前衛美術において、めざましい展開を見せた「マヴォ」の時代に光を当てる…

ジャクソン・ポロックの作品、32点見つかる

ロイターが土曜日に伝えてました。元記事は以下。 http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml;jsessionid=ELMA1F1V533G4CRBAEOCFFA?type=entertainmentNews&storyID=8491692 こういう記事は消えてしまったりするので、一部引用します。 コレクションのうち…

kanade

http://kanade.cc/ つっちーお疲れ。完売オメ。

芥川龍之介の落書き

http://hugo-strikes-back.com/akutagawa/index.html id:seijotcpさんの所で知りました。Hugo-sbさん運営のHugo Strikes Back!というblog(http://hugo-sb.way-nifty.com/hugo_sb/)のコンテンツです。

blocに載せてない展覧会情報

●大森博之+野沢二郎展 Takashi Saitoh Gallery http://www.h3.dion.ne.jp/~tsg/ 〜5/15(日)まで 10:00〜19:00(最終日は17:00まで) 〒300-1222 茨城県牛久市南1-3-13 tel/029-872-8951 地図 http://www.h3.dion.ne.jp/~tsg/access/map.ht…

ちょっと気楽めにレビューレビュー。 先日、地元の友人と酒を呑む前に、時間潰しっぽい適当な気分で行ったうらわ美術館の「ヨーロッパ絵画名作展」が、妙に面白かった。サイトは以下ね。 http://www.uam.urawa.saitama.jp/tenran.htm うらわ美術館は以前「フ…

古谷利裕氏が「偽日記」において、僕の先日のエントリ(id:eyck:20050506)に応答されています。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/wildlife/nisenikki.html 5/7の記事です。 まず、なによりも僕が当該エントリで書いた「苦しさ」というものは、あくまで古谷…

かわさきIBM市民ギャラリーで開催中の古谷利裕展に行ってきました。 キャンバスにアクリルジェッソ/顔料で描かれた作品が10点、うち8点が麻布に下地なしで描かれています。残り2点は通常の白い下地の作られたキャンバス地です。ドローイングは紙にモノクロ(…

世田谷美術館で開催中の写真展「ウナセラ・ディ・トーキョー」で見る事ができる高梨豊氏の作品のうち、5点の写真は際立っています。会場を埋める膨大な「トーキョー」のノスタルジックな写真群の中で、高梨氏の5点の作品だけが現実と拮抗していると思えるか…

ここんとこのレビューの文体が硬いな、とお思いの貴方。すんませんワザとです。ちと崩します。 ポーラ美術館の展示では、セザンヌやモネ、シスレーなんかをじっくり見たんだけど、意外な面白さを感じられたのがルノワ−ルの彫刻でした。そんなに大きくないブ…

ポーラ美術館「ポーラ美術館の印象派」展のセザンヌ「プロヴァンスの風景」について。 キャンバスに油彩で描かれている。カタログによれば、サイズは54.7cm×65.5cmで、1879年〜1882年の作品とされている。 画面左下隅に、地面を示す明るい褐色と緑の色面のぶ…