2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

・ようやくアクセス数が収まってきて、一安心。・先日、R.D.R(http://www.masuii.co.jp/)に呼ばれて、彼等の(というか、建築家スタッフの一人が主に担当したようだけど)手がけたお花屋さんの店舗のリノベーションの完成した姿をみせてもらってきた。壁面…

「再考:近代日本の絵画」展メモ(2)

1970年代以降の「日本の現代美術」が、「日本の近代美術」に見られた恥ずかしさ=混乱を対象化していった理由を、ここで詳細に書くのは、僕の手に余る。ただ僕が思うのは、実はこの時期に「国際化」が成立したんじゃないのではないか、ということだ。むしろ…

「再考:近代日本の絵画」展メモ(1)

うひゃー。 東京芸術大学付属美術館と、東京都現代美術館の2つの会場を歩きながら、僕はそんな声を何度もあげそうになった。うひゃー。 感動の声?いやいや。罵倒の声?ノンノン。ただもう、身の置きどころがないというか、どう反応していいのか分からない動…

YES/オノヨーコ展・メモ

小さな紙に、縦書きで、以下の文字が書かれる。額に入れられて、美術館の壁にかけられる。 「任意の2点に穴をあける。 空の見える処にかける。」 (メリーの肖像6 ''空を見るための絵'') オノ・ヨーコは、言葉と現実を1度切り離す。そして、改めてつなげるこ…

ガス欠中。 東京都現代美術館の「YES/オノ・ヨーコ展」を見て来ましたが、個人的にガス欠中です。よい展覧会でしたので、興味ある人は急いでどうぞ。今週いっぱい。YES/オノ・ヨーコ展 東京都現代美術館 http://www.mot-art-museum.jp/ 〜6月27日(日) 開館時…

between ECO&EGO展 ピックアップレビュー(3)

会期は終了してしまいました。この展覧会は会期中、銭湯などで様々なパフォーマンスが行われていたようですが、19日の旧リサイクルセンターでのパフォーマンス4公演をかろうじて見る事ができましたので、簡単にレビューしておきたいと思います。会場は旧ステ…

between ECO&EGO展 ピックアップレビュー(2)

この展覧会の正式名称は「between ECO&EGO(エゴとエコの間で)」でした。失礼。 今回は個々の作品から、気になったものをピックアップレビューします。JR川口駅から近い順にいきましょう。会期は今日までですよ! ●石川雷太氏の、川口銀座商店街・コミュニ…

eco&ego展 ピックアップレビュー(1)

埼玉県川口市で開催中のeco&ego展を見てきました。 作品内容、コンセプト、運営方法など、様々な面で意欲的な展覧会です。単純に現代美術展として、MOTアニュアルやVOCA展などより数段面白いものになっています。本展の開催期間以前からプレ・イベントや関連…

齋藤家万歳

名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ 故郷の岸を 離れて 汝はそも 波に幾月 「椰子の実」作詞・島崎藤村 会場に流れるこの歌を聞きながら、僕はもう流れる涙を押さえることが出来ませんでした。齋藤という家名がこんなにも神々しく、素晴らしい家名…

禁じられた上手さ

なびす画廊で松浦寿夫展をみた。http://www.nabis-g.com/kikaku/k2004/matsuura-h.html 松浦寿夫。知ってるか?なんか名前くらいは聞いたことないか?ホラ、あれだ。なんかヒヒョーとか書いてるアイツだ。柄谷だの浅田だのの出てる対談に、やけに地味に混じ…

重い身体の軽やかな冒険

小山登美夫ギャラリーでヴィベケ・タンベルグ展を見てきました(http://www.tomiokoyamagallery.com/)。 妊娠したヴィベケ・タンベルグ自身の全身のポートレートが、大判プリントで3つの壁面に掛けられています(額装)。一見普通のポートレートですが、よ…

自サイトの伝言板

伝言板は伝言板。返事は無いときは無い。http://dengon.net/bbs/kyouichi?p=w

眼球の強奪

終わってしまった展覧会ですが、ギャラリー山口で外久保恵子写真展を見てきました。DMはこんな感じです。http://bonjour.tcpac.jp/cool/archives/soto.jpg ギャラリー山口の地下、あまり広くはないものの天井高がある会場の壁面に、比較的小さなモノクロのプ…

海外作家の展覧会情報

ジョック・スタージス スタージスのカメラに堂々とした視線を向けるヌーディストの少女たち。 イルテンポ http://www.il-tempo.com/Sturges'04.html 東京都杉並区高円寺南4-22-5 クアトロビル2F JR「高円寺駅」より徒歩3分 電話番号 03-3312-2575 2004年6…

6/3の「いもじな日々」(http://ha5.seikyou.ne.jp/home/seamew/profile/diary.htm)において、僕が書いた5/21の記事(id:eyck:20040521)への応答がありました。 今回、討議用に、「いもじな日々」様のページの形式に御配慮いただきました。ありがとうござ…

画像が産む感情

城田圭介展をBASE GALLERYで見てきました。http://www.basegallery.com/exhibit_shirota04.html こんな感じの作品です。http://www.basegallery.com/img_shirota/sk003.jpg 画面中央に写真が貼られています。そして、その写真内の風景に基づいて想定される「…

名画の裸婦に服を着せる

id:seijotcpさんの所で知りました。http://www.worth1000.com/cache/contest/contestcache.asp?contest_id=2872&display=photoshopなんかブーグローが元ネタとして人気なところに鍵がありそう。ぶっちゃけて言うと、服を着せて「自然」に見える作品は2流のも…

松浦寿夫展

なびす画廊(http://www.nabis-g.com/) 2004.06.07(木)―06.19(土) 開廊時間:11:30〜19:00(土曜日は17:00にて閉廊) 休廊日:日曜(企画展のみ祝日も休廊いたします) 地図 http://www.nabis-g.com/nabis/nabis.html

「ワラッテイイトモ」オリジナルバージョン上映

Gallery K(http://homepage3.nifty.com/galleryk/) 2003年のキリンアートアワードで特別賞を受賞したK.K.氏作品 6月5日(土)午後5時より(上映時間約45分) 観覧無料 要予約 予約/お問い合わせはギャラリイKまで 03-3563-4578 galleryk@nifty.com 地図 h…